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「杉並病をなくす市民連絡会」ができるまで

杉並病にかかわる住民運動の経過は以下の通りです。

1996年4月 杉並中継所の開業とともに健康の不調を訴える人々が続出し、 6月には重症の被害者があいつぎました。住民は行政に対する住民運> 動の必要に迫られ、同年7月「井草の空気と健康を考える会」(会長・水野愛子さん)が結成されまた。

 この会は98年1月「杉並病をなくす会」(事務局長 ・森上展安さん)となり、以降杉並病にかかわる住民運動を担う存在となりました。

2002年6月、国の「公害等調整委員会」の審理が終了して裁定が出されました。これをもって、この委員会への提訴を中心に活動してきた「なくす会」は活動を停止しまた。

しかし「杉並病」を解決するには、住民運動を中心としたいっそうの努力が欠かせないと考えた被害者と地域住民は、新たに同年11月「杉並病をな くす市民連絡会」をつくり、住民自身の力で行政を動かし、「杉並病」を解決するための再出発をしたのです。

 会の名称には、これまでの「なくす会」の活動をひきつぎ、市民がひろく連携して杉並病を文字通り「なくそう」という思いがこめられています。

*上記の経過のように「井草の空気と健康を考える会」は「杉並病をなくす会」に移行し、さらに「なくす会」は活動を停止しました。従って、両会は現在存在していません。また、新たに別の会に移行した事実もありません。ご注意ください。